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業界最大手の本部に在籍5年超、過去に出店支援50店舗を含めた100店以上のコンビニ店舗に関った経験を基にコンビニ経営のポイントを全て網羅した今更でも「コンビニ経営」で成功を実現させる方法
〜略して(?)「コンビニ経営110番」〜

経営指導員の実態(2)


経営指導員は約2年の実務経験を積むという話をしました。

彼らは、どういう店舗で実務経験を積んできたのでしょう。

会社によって異なるでしょうが、私の在籍していた会社の場合ですと、
原則本部直営店舗で実務経験を積む事になります。

この直営店舗が非常に曲者。
一般的な誤解で、儲かるお店は本部が運営して、
あまり儲からないお店はフランチャイズにしている
というものがあります。

実際のところ、私の知る限りこれは間違いです。
本部の直営店になる店舗には何点かの特徴があります。

(1)店舗の上に、本部の出先機関(地区事務所等)が有るケース
(2)経営者研修が可能なトレーニング場をかねた店舗
(3)不採算店舗で、フランチャイズが撤退し、やむなく直営店舗と
して継続。
(4)加盟する経営者が不在でやむなく、直営店で開店。

上記(1)、(2)のケースのお店は店舗としても売上が高く、
素晴らしい店舗です。
しかし、こういった店舗はチェーン店舗数全体の1〜2%程度
しかありません。

多くの直営店舗は、(3)、(4)のケース。
つまり、非常に売上が低い店舗である場合が多いのです。

売上の低い店舗というのは、はっきりいって
ほとんどの場合は、何をやっても効果がでません。
地主さんとの関係、地元との関係を維持するためや次の代替店舗を
用意できるまでの閉店のタイミングを待つばかりの店舗です。

つまり、敗戦処理の店舗なのです。
そして、残念な事に将来の経営指導員となるべく研修中の
社員はこういったお店で実務経験を積むのです。

こんな敗戦処理店舗に仮説〜検証だ!
単品管理だ!といっても、全く意味がありません。
いくら商品を発注したって、人の流れから外れていたり、
周りに障害要素があったりして、お客さんが来てくれないのですから。

全く成功体験を持たないまま年月がだけが経過して、
経営指導員へと卒業できるのを待っている研修中の社員が
実にたくさんいます。

以前もお話したとおり、コンビニには集客力はありません。
立地を間違うと、その間違いを訂正するには多大な努力が
必要になります。

そしてその努力をしても如何ともできなかった店舗こそが
直営店になります。

そして、そんな直営店で育った人間があなたの店舗の
経営指導員としてアドバイスをしてくれているのです。
(全ての経営指導員がそういう訳ではありませんが…。)


今回のまとめ
「経営指導員は、成功体験が無い」


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